地球の水の話

　　　〜14億Km3の水〜

【私たちの地球の水の話】 　人を含め地球上の全ての生き物は「水」がなければ生きていけません。では、私たちの住む地球上には一体どれくらいの水があるのでしょうか？地球上に存在する全ての水の総体積は 　　　14億km3 と言われています（国土交通省水資源局資料参照） 。14億km3の水、すごい量で想像もつきませんが、このうち97.5％は海水です。残り2.5％が淡水となる訳ですが、またそのほとんどが北極や南極に代表されるような氷となります。 　では生き物に対しすぐさま有益な河川水や湖水などの割り合いは？といえば、地球全体の水の0.01％にすぎません。「地球」というより「水球」といった方が相応しいほど地球表面は地面よりも水で覆われていますが、実際生き物に役立つ水の量はわずかなものです。分かりやすく例えれば、浴槽の水を地球全体の水の量とすれば、生き物にすぐに役立つ水の量は目薬の容器ほどの量ということになります。 　かと言って、水は常に循環しており、生物がどれだけ使おうがな無くなるというものではありません。水資源とはつまり、生き物に有益な河川水や下水道の水などを浄化処理する時に、1m3あたり約0.6kgのCO2を排出します。水資源を大切に使うとは、CO2を削減し地球温暖化防止に貢献することに繋がる訳です。 　渇水時にもすんなりと対応出来るよう、また水資源を有益に使うという観点からも、節水に対する意識が求められます。私たちの住む地球、はるか未来の子孫のためにも、美しくて住みやすい星として残していってあげたいものです。

▲Topへ戻る